何を、いつから、どう進めればいいの？成人式の準備と流れについて。

成人式にスーツで参加する場合、特別な用意はほとんど必要ありませんが、振袖で参加する場合は振袖を用意したり、着付けやヘアメイクの準備をしたりする必要があります。

しかし、成人式ギリギリになって準備を始めると、好みの振袖が見つからなかったり、美容院の予約が取れなかったりします。

晴れやかな気持ちで成人式を迎えるために、事前準備をしっかりしておきましょう。

成人式準備の進め方

2～1年前：振袖の準備をする

成人式に振袖を着るなら、まずは振袖を準備しなくてはなりません。

2年ぐらい前から振袖に関する情報を集め、振袖を購入するのか、レンタルするのかを決め、遅くとも1年前には振袖の購入・レンタル予約を済ませておくとよいでしょう。

また、家族の振袖を引き継ぐ「ママ振」や「姉振」の場合、振袖の状態や着る人の体格によって手入れや仕立て直しが必要になることがありますので、「振袖はもうあるから大丈夫」と安心してしまわず、1年前までには呉服店などに持っていき、仕立て直しの必要性がないかなど確認しておくとよいでしょう。

また、成人式後の1月ごろになると各地で振袖の展示会が行われることが多いので、足を運んで振袖の実物を見ながらイメージを固めたり、購入・レンタルの相談をしてみたりしてはいかがでしょうか。

レンタルする場合、小物などが一式揃った状態であることが多いのですが、肌襦袢や足袋だけは購入しなければならないところが多いです。

レンタル品のなかに何が含まれており、どのような小物を購入する必要があるかを確認し、実際に振袖を着るまでにそろえておきましょう。

振袖を購入する場合、振袖と一緒に小物一式を購入しておくと手間が少なくてすみます。

また、成人式のヘアでアップスタイルをご希望の場合は髪が肩につく長さから肩甲骨位まであれば十分です。前撮りまでに間に合うように伸ばしておくとよいでしょう。
8カ月前～：前撮り

振袖の準備ができたら写真館で成人式の前撮りをしておくとよいでしょう。

前撮りは必ずしなくてはならないというものではありませんが、前撮りをしておくと着付けに必要な小物が不足していないか、ヘアスタイルやメイクはイメージどおりかなどを確認することができます。

撮影の時期は自分の好きな時期でかまいませんが、小物に不足があることがわかった場合などは新たに買い足したりレンタルしたりする時間が必要になるので、成人式ギリギリに前撮りをすると間に合わなくなる可能性があります。遅くとも3カ月前までに前撮りを済ませておくことをオススメします。
半年～4カ月前：着付けやヘアサロンの予約

自分で振袖の着付けやヘアメイクを行うなら必要ありませんが、自分ではできないという場合、美容院などに着付けやヘアメイクを依頼しなくてはなりません。

成人式は開催する日が決まっているため、美容院などの予約も早めに埋まってしまいます。できるだけ早めに予約しておきましょう。

また、成人式の振袖を購入、もしくはレンタルした人には、当日の着付けやヘアメイクを手配してくれる呉服店やレンタル業者、写真スタジオもあるため、自分で予約を行わなくてもよいケースもあります。

当スタジオでも、撮影時と式当日の振袖レンタルから写真撮影、式当日の美容手配まで、トータルでサポートする「振袖レンタルプラン」がありますので、ぜひご参考ください。

・振袖レンタルプラン　https://sousyakan.jp/furisode-seijinshiki/seijin-rental/
成人式前日・当日

成人式当日は朝早くから着付けやヘアメイクを行わなくてはならず、あわただしくなることが予想されます。

着付けに必要な小物や、成人式に持っていくものなどは前日に準備しておきましょう。

顔や髪のメイクを行ってから着付けを行うことも多いので、当日着る服は被って着るタイプの服以外を選んでください。（トレーナーやセーターは避ける）着脱しやすい前開きの服がベストです。

当日は、セットがしにくくなるので、ヘアワックスやスプレーなどのスタイリング剤の使用は避けてください。

顔のメイクは、なるべくノーメイクまたは薄めのメイクにしておくとよいでしょう。但しこだわりがある場合はご自身でした方がよいでしょう。