七五三も前撮りできるの?七五三前撮りのメリット5つ。
お子様の健やかな成長を祝いう七五三では、神社のお参りや祈祷だけではなく、晴れ着姿を写真に残しておきたいというご家族も多いでしょう。
七五三の写真撮影は、お参り当日に撮影を行う「当日撮り」と、お参りとは別の日に撮影を行う「前撮り」がありますが、前撮りには当日撮りにはない様々なメリットがあります。
七五三前撮りのメリット
その1 時間に余裕が持てる
大人の写真撮影の場合、途中で何らかのトラブルが起きない限り予定している撮影時間をオーバーすることはほとんどありませんが、お子様の写真撮影は「支度中に子どもが泣いてしまう」「疲れて眠くなってしまう」といった事が起きやすく、予定している撮影時間をオーバーすることがあります。
当日撮りの場合、神社のお参り前に写真撮影を予定していると撮影時間が伸びて神社に行くのが遅れてしまったり、お参りの時間に合わせるために撮影を切り上げなくてはならなくなったりするかもしれません。
また、お参りのあとに写真撮影を予定していると、前の人の撮影が延びて長時間待たされることになったり、次の予定をこなすために撮影をキャンセルすることになったりする可能性もあります。
写真撮影とお参りの日をずらしておくと、前後の予定に縛られることなく、時間と気持ちに余裕を持って撮影することができます。
その2 お子様が疲れにくい
朝早く起きてヘアセットや着付けを行い、神社のお参りや写真撮影を行うというのは大人でもハードなものです。
大人よりも体力がない、特に5歳や3歳のお子様にとっては負担がかなり大きく、途中で疲れてしまうでしょう。
一般的に、お子様は疲れていると不機嫌になるものです。写真撮影を後にした場合、自然な笑顔のかわいい写真を残すことが難しくなりますし、お参りを後にした場合は祈祷中にグズッて周りに迷惑をかけてしまうかもしれません。
前撮りを利用してお参りと撮影の日を分けておくと、お子様が疲れを感じにくく機嫌のよい状態で写真撮影やお参りに臨むことができます。
その3 着物に慣れることができる
普段洋服で生活しているお子様たちにとって、七五三の着物は「着なれていない服」であり、歩いているときはもちろん着ているだけでも疲れてしまいます。
お子様は「神社のお参りだけでも苦痛」に感じるかもしれませんね。
前撮りを利用すると、着物を着る時間を短くすることができるというだけではなく、お参りの前に着物に慣れておくことができるため、お参り当日の疲労を減らすことができます。
その4 当日と前撮りで違う衣装を楽しむことができる
七五三当日に写真撮影をすると、基本的に当日レンタルした衣装で撮影することになります。
もし、違う衣装に変えることができたとしても、お着付けし直さなければなりませんのでお子様の負担になってしまいます。
前撮りを利用すれば、お参り当日の着物とは別に「ドレス」や「タキシード」もレンタルして写真撮影を行うことができ、選ぶことができる衣装の種類も多くなります。
着物と洋装など、異なるタイプの写真を残しておくなら、前撮りがオススメです。
その5 日焼けする前に撮影できる
七五三は成人式のように具体的な日にちが決まっていませんが、基本的に11月15日前後にお参りを行います。
当日撮影の場合、夏を過ぎてからの撮影になるため日焼けした状態で撮影しなくてはならず、着物とのバランスがよくない、ドレスを着せたら日焼け跡が目立ってしまうなど、写真写りに満足できない可能性があります。
とはいえ、「七五三の撮影のために、今年の夏はプール遊びをさせない」など、子どもの遊びや行動に制限をかけるのはかわいそうですよね。
本格的な夏を迎える前に前撮りをしておけば、日焼け前の姿を写真に残すことができるだけではなく、夏の外遊びやプールものびのびと楽しませてあげることができます。
まとめ
七五三当日の写真撮影は、お子様にとって負担が大きく、疲れや不機嫌などが原因で自然な笑顔を残すことができない可能性が高くなります。
写真撮影とお参りの日を分けておくと、子どもの体にかかる負担が少なくなり、お子様が不機嫌になる可能性も低くなるため、自然な笑顔の写真を残すことができるだけではなく、お参りの最中にお子様がぐずって周囲に迷惑をかけたり、ご家族がイライラしてしまったりすることを減らすことができます。